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第二期ジェフベックグループ 啓蒙投稿-その11

Definitely MaybeとFreeway Jamの関係

2枚目通称オレンジアルバムの最後の曲がインストルメンタルのDefinitely Maybe。
ワウワウをかけたスライドギターで奏でるメロディが印象的で、さらにハーモニーやカウンターメロディが絡んで美しい響きの曲ですが、アルバムを聴くとなんだか突然始まっている感じです。

これは、実はもっと前にイントロがあったそうで、マックスミドルトンがジェフベックのために複雑な曲を書きたいと思って作った曲だそうです。しかし、当時のLPは時間が限られていたのでアルバムから外されそうになり前の部分をカットしたそうです。

また、Bメロの部分は、ケルト音楽からインスパイアされたそうで、この部分をシャッフルにアレンジしてできたのが、Blow By Blowに入っているFreeway Jamだそうです。言われてみればなるほどと思いますが、言われなければ分かりません。

この曲はGoing Downとともに第二期以降も演奏されたことのある曲で、Blow By Blowツアーと1983年のARMSコンサートのNY公演で演奏されました。1975年来日しワールドロックフェスティバルで演奏したときはFreeway Jamとメドレーで演奏されていました。さっきのFreeway Jam誕生の話を考えると面白いですね。


<Definitely MaybeのBメロを発展させてテーマにしたFreeway Jam>