今回のネタは、小ネタです。
BBAのスタジオ盤のB面に入ったこの曲は一見(軽快なロックンロール調ですが、リフに独特のリズムがある曲です。このあたり曲を完成させる課程がBBAの初期にかいま見られます。
■BBA初期(ヨーロッパツアー)のWhy should I care(3.2M/mp3)
楽曲のほとんどはBBAスタジオ盤と同じなのですが、この時点では肝心のあの特徴的なリフができていないようで、普通のロックンロールの刻みでやっています。また、ギターソロのところもスライドで適当にごまかしているっぽい。
ギターはストラトキャスター。このあたりもまだ第二期を引きずっています。
■BBA中期(日本公演)のWhy should I care(2.8M/mp3)
ここではのっけからもうスタジオ盤と同じリフが聞こえます。このリフがこの曲のかっこよさをつくっています。ギターソロもジェフベックにしては珍しくスタジオ盤と同じようなメロディラインで始まります。こういう8ビート的な曲でも弾き方のマインドは16ビートなのがジェフベックです。ギターは、レスポール。