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Roger The Engineer
1. Lost Women
2. Over, Under, Sideways, Down
3. The Nazz Are Blue
4. I Can’t Make Your Way
5. Rack My Mind
6. Farewell
7. Happenings 10 Years Time Ago
8. Psycho Daisies
9. Hot House Of Omagarashid
10. Jeff’s Boogie
11. He’s Always There
12. Turn Into Earth
13. What Do You Want
14. Ever Since The World Began
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ヤードバーズのアルバムは当時からアメリカで編集物などいろいろ出ていましたが、実はジェフベックのいるヤードバーズ時代に残したオフィシャルなアルバムはこれ1枚(シングルなどはほかにもいろいろある)。
今聞くといくぶん古い感じもしますが、当時としては画期的な音楽スタイルで、特にエリッククラプトンがいた頃のブルースブルースしていたのと比べると一気にスタイルが広がり、その分、ベックの変態ギターもいろいろ試しているという感じです。
有名な Jeff’s Boogieは、Beck Bogart & AppicceのLiveのものとはアレンジが違います。元になった(というよりほとんどパクリ)チャックベリーのギターブギーのアレンジに近い。また、レスポールのハイハウザムーンなんかのムードにも影響されたのではないかというテイスト。
Over, Under, Sideways, Downは、Beck Bogart & AppicceのLiveの Jeff’s Boogieの中にもフレーズがでてきます。
今はこのアルバム「Roger The Engineer」と言われていますが、当時は「Over, Under, Sideways, Down」と呼ばれていました。正式なタイトルは「The Yardbrds」なんでしょうね。