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共演ミュージシャン

ロッド・スチュアートもベック・グループでデビュー。

第一期ジェフベックグループには、ロッド・スチュアートロンウッドという今や超スーパースターが参加していました。ロッド・スチュアートは事実上ベックグループがメジャーデビューです。知らない人にすれば、今のロッドやロンウッドとベックは結びつかないかも知れませんね。また、ピアノでニッキー・ホプキンスが参加していました。この人もストーンズを始めとする当時のブリティッシュロックのレコーディングには多く参加しています。

第二期では、1998年に帰らぬ人となったコージー・パウエルが参加。コージーもこのバンドで有名になりました。

BBAのカーマイン・アピスは、その後ロッドスチュアートのバンドに参加。レイ・ケネディなんかとKGBという渋いバンドをやっていたりもしました。最近日本人とバンドやっています(1999年ティムボカートとともにチャーとのCBAで日本でツアー)。この人のドラム好きなんですけど、なんかもうひとつパッとした活動がありません。

インストルメンタル・アルバム第一弾「Blow By Blow」のベーシスト、フィル・チェンもロッドのバンドに参加しています。この頃、ベックはスタンリークラークのアルバムに参加したりし、ジャズ畑の人との親交を深めていきます。ドラムは、後にインコグニートを結成するリチャードベイリー(当時18歳!)

「Wired」では、今や超売れっ子プロデューサーになってしまったナーラダ・マイケル・ウォルデンがすざまじいドラムを叩いています。ナーラダ氏とともにマハビシュヌ・オーケストラ出身のヤン・ハマーも参加し、ジャズ的なハードさが加わってきました。ヤンハマーは、以後ベックの大切な共演者となります。

この後、808バンドやジューダス・プリースト、マイケル・シェンカー・グループなどで活躍していたサイモン・フィリップス(ドラム)と出会い、そのツインバスのドラミングに惚れたようで、スタンリー・クラークと来日した時から「There And Back」「Flash」そしてミック・ジャガーとの共演(ミックのソロアルバム)頃まで、ずっとサイモンフィリップスが一緒です。

「Flash」は、ナイルロジャースのプロデュースにより当時の流行のパターンを取り入れた、ベックアルバムとしては最低な出来になっています(とはいえEscapeとか、かっこいい曲はあります)。

「Guitar Shop」では、フランクザッパにも参加していたテリー・ボジオ(ドラム)が参加し、以後、何かあったらテリーボジオが叩いています。

他人のアルバムへの参加も多く、ざっとあげてみると、ドノバン「BARABAJAGAL」、スティービーワンダー「TALKING BOOK」、ロッドスチュアート「CAMOUFLAGE」、ミックジャガー「SHE’S THE BOSS」「PRIMITIVE COOL」、ダイアナロス「SWEPT AWAY」、ティナ・ターナー「PRIVATE DANCER」、スタンリークラーク「JOUNY TO LOVE」「MODERN MAN」「I WANA PLAY FOR YOU」「TIME EXPOSURE」、ナーラダマイケルウォルデン「GARDEN OF LOVE LIGHT」、ジョン・ボンジョビ「BLAZE OF GLORY YOUNG GUNS-2」、マルコム・マクラレン「WALTZ DARLING」、ロジャー・ウォーター「AMUSED TO DEATH」、ポール・ロジャース「MUDDY WATER BLUES」・・・

オムニバスでは「STONE FREE」(ジミヘンのトリビュート/これ最高です)、「TWINS SOUND TRACK」(映画にも出演しています)・・・・

セッション参加のアルバムは結構多く、人のアルバムであろうとお構いなしの、クセのあるギターを弾いています。