2025年7月14日にロッキングオンの渋谷陽一さんが亡くなられました。昭和生まれのロック世代で渋谷さんのFMを聴かなかった人はいないんじゃないかというほど、みんな渋谷さんのDJに育てられたと思います。
NHK-FMの「ヤングジョッキー」の頃はちょうどジェフベックがワイヤードやヤンハマーグループとのライブを発売した頃で、ジェフベックが一番脂がのっているときと言えると思います。そんな時期に渋谷さんもDJで盛んにジェフベックのことを語っていて、私も毎週ワクワクしてFMを楽しみにしていました。
そんなFMをエアチェックした中に渋谷さんがジェフベックの外国人によるインタビューを解説している音源があり、それを要約した内容を本サイトに載せています。
音源が出てきたら、それもアップしたいと思っています。
インタビューは第二期ジェフベックグループの通称オレンジアルバムを発売した直後とのことで、1972年の5月辺りじゃないかと思います。
その頃、ジェフベックはアルバムの「Highways」を音楽史に音楽誌に酷評され参っている一方で、憧れのスティービーワンダーとのセッションが実現するかしないかの頃。また、そのスタジオの現場でカクタスをレコーディング中だったカーマインアピスとティムボガートに会い、BBAの構想を再燃させている頃だと思います。
