TILT

COZY POWEL

SIDE ONE

1)CAT MOVES 2)SUNSET 3)LIVING A LIE 4)HOT ROCK

SIDE TWO

1)THE BLISTER 2)THE RIGHT SIDE 3)JEKYLL&HYDE 4)SOONER OR LATER

1)CAT MOVES 4)HOT ROCKに参加



今はなきコージーパウエルの2ndソロ。1st「OVER THE TOP」にはマックスミドルトンが入ってまして、往年の第二期のようなサウンドを出していました。ギターは、ベックが弾くはずだったのが何らかの事情でダメになり、クレムクレムソン弾いています。また、フリーウエイジャム風シャッフルのKILLERという曲では、ゲイリームーアが非常にかっこいいギターを弾いています。

前置きが長くなりましたが、この「TILT」はベックを聴く上でとても重要です。SIDE ONEの1)CAT MOVES 4)HOT ROCKの2曲に参加しているんですが、この2曲ともヤンハマーの作品で超カッコイイ。しかも、この手のサウンドは、ベック自身のアルバムでも聴けない。さらに、ライブでもほとんどやっていないので、ブートでも聴ける機会が少ない(スタクラとの日本公演の3〜4回くらいしかやらなかったと思います)。そして、2曲ともベックのギターがうなってます。CAT MOVESは、なんとベースがジャックブルース。ベックは、ギターシンセで弾いているようです。でも、やっぱりギターでやったスタクラとのライブの方が数倍かっこよかったですね。HOT ROCKは、ギンギンロックの曲。これ、ライブでやられたらたまりません。やられました。が、ライブではもうちょっとおとなしい感じでした。こっちの方がカッコイイ。この曲でのソロは、非常にベックらしくうれしくなります。ただ、難を言えば両方ともライン録りのようなフラットな音色で、ベックのギリギリゴリゴリしたタッチが活かされていません。もう一度、どこかで録音し直してほしい曲です。

余談ですがこのアルバムは、ゲイリームーアも非常にいい演奏で参加しています。SIDE ONE 2)SUNSETは、ランディ−ローズの死を悼んで彼に捧げるという演奏。涙涙の泣き泣きギターです。こういう泣きのギターを弾かせたら天下一品ですね。ほんとにいい、泣く泣く〜〜(;O;)