その-5
徒然なるままにひぐらしモニターにむかひて・・・(2003.6.15〜)

前回の記述から早1年以上が経過し、時のたつ早さを実感してしまいます。歳をとると本当に時間がたつのが早い。
現時点でジェフベックの新譜が出ることが決まり、夏のUSツアーも決まっているようですが秋以降には日本にも来るかも知れません。しかし、もう57歳か8歳でしょう。

最近私の好きな第二期の海賊版(bootleg)がたくさん出回ってきて全部ほしくて困るのですが、先日入手したモノは通称”ORANGE”という第二期の2枚目のワーキングトラック集なのですが、非常にいい音、というか市販品と変わらない音です。こういうのはどういう経緯ででてくるのか知りませんがなんだか不思議ですね。ライブなんかも入っているんですが、結構録音している人というのは探せばいるんですね。おそらくまだ発売されていない公演のテープも誰かが持っているんでしょうね。それを全部CDしてオフィシャル版も合わせて時系列に聴いていくとジェフベックの心理やアプローチの変化など面白いことがいろいろ分かりそうです。しかし、ヤードバーズから聴いていくと何時間必要なのかを考えると普通の人には無理なことでしょうね。
きっと、第二期のメンバーを選ぶ前のモータウンのセッションやなんかもテープがどこかにあるんでしょうね。スケアクローさん(ジェフベック専門のブートメーカー)に頑張ってもらわないと。

しかし、ジェフベック専門のブートメーカーというのも不思議な存在ですよねー。ブートレグ自体違法なんだから、そのメーカー、しかもジェフベック専門!
存在していいるにもかかわらず、いいんだか、悪いんだか、本当は存在しちゃいけなくて、でも立派に流通しているわけで、いけないといいながら他のアーチストの分も考えると相当な量のブートレグが出回っているおり、その状況の前にはいけないとかいうことはもう意味がない状態です。

ブートレグにも2種類あり、ひとつは海外で売っているオフィシャル版のコピーモノ。これはアーチストのCDの売り上げに影響を与えると思います。もうひとつが我々が買いあさっているライブモノ。こちらは、違法でもファンにとっては、行けない公演が聴けるワケでこんなにありがたいものはありません。ライブの音源が出回るとそのアーチストのCDの売り上げが下がるか?まずそれは無関係でしょうね。だいたい音の悪いライブのブートレグというモノ自体相当なファンでないと買わないだろうし、そんなファンならほとんどきっちりCDも持っているでしょう。私なんかでも第二期の同じアルバムをLPで2枚CDで1枚持っていたりします。ただ、後でブートレグが出ることが予想される場合、その公演のチケットを買わなくなるということは起こるかも知れません。しかし、それは数字としてはかなり小さいんじゃないかな。ライブチケットを買わない理由には2種類あり、ライブ会場が遠い場合と時間が合わない場合です。前者はブートレグにかかわらず買う可能性は低い。後者にいたっては、行けないのだから買わない。一方、ライブブートレグで聴いたことがない曲が演奏されていて逆にその曲の入っているオフィシャルCDを探して買うということも有ったりします。


よって、ライブブートレグはアーチストにとって金銭的デメリットはないに等しく、むしろ増収の可能性さえもたらすと言えるのではないでしょうか。
ま、そういう現状があるから野放し(黙認)状態で、専業メーカーまで存在しているのでしょうね。

2003.6.15