Let Me Love Youの変遷

 この曲は第一期のTRUTHに収められていますが、第二期まで演奏されていたようです。それがBBAでは曲こそ違え、同じようなイメージでLOSE MYSELF WITH YOUに継承されていました。
■第一期ジェフベックグループ「Truth」よりLet me love you(1.6M/mp3)
 ここではいわゆるブルースロックの形態で録音されており、この時期の売り物であるロッドとの掛け合いの曲でもありました。最後の方ではロッドとベックの掛け合いが続いて終わるというまさに典型的な(というかこのスタイルはベックとロッドによってつくられ、レッドツェッペリンによって広められたのであたりまえ)この時期にはやった流れです。ライブでもかなりヘビーな曲調で演奏されています。リズムはあくまでヘビー、ギターもレスポールなのでどっしりしています。ただ、ノリは16ビートなのがジェフベックらしいところです。
 
■第二期ジェフベックグループ「BBCのLive(bootleg)より(2.7M/mp3)
 第二期でも演奏されていますが、第二期のバンド自体がファンキーでソウルフルであった(同じようなことか)ため、アレンジはかなりファンキーになっています。
 リズムは16ビートが強調され、リフはシンコペーションを効かせたワクワクするノリで、ギターに合わせてドラムがツインバスを16ビートでざむというツインバスのかっこよさを最大限に活かした演奏になっています。ギターもワウワウを多用していますしね。かなりかっこいい演奏です。ボーカルもソウルフル。もうブルースの曲という感じではなくなっています。
 
後にBlow by blowが出たときにずいぶんファンキーになったなあと思ったのですが、実は第二期から十分ファンキーだったんですね。こういうバンドは未だにないと思いますね。どこかで同じようなことを書いています。しつこい。
 

■BBA 初期のヨーロッパツアー音源よりLet ME Love You(1.5M/mp3)

 第二期からBBAになってあまり間がない頃だと思いますが、第二期の演奏からリズムがもっと工夫されて、ほぼLose Myself With Youと同じになっています。しかし、第二期の頃を引きずっている部分もあり、後半はギターとボーカル(ティム&アピスのコーラス)や観客との掛け合いをやっています。
 
■「BBA Live」よりLose myself with you(1.8M/mp3)
 演奏と曲調はそのままに歌詞が変わってLose Myself With Youになりました。よかったよかった。ライブではギターソロに入る前にLET ME LOVE YOUの歌詞を歌っているところが、なごりというかご愛敬です。もう掛け合いはやっていません。
 
■Lose myself with youのイントロの源泉=第二期fanky jam (2.4M/mp3)
 この曲というか演奏は、後のTheloniusのところで紹介するのですが、イントロだけはLose myself with youのと同じパターンです。スタジオ録音では入ってないですが、ライブではずっとこのパターンで始まっていたようです。全部は知りませんが。