BLOW BY WIRED

1)Nihilsm Cry
2)Get Never This
3)Reggae Nights
4)Cause We've Ended As Lovers
5)Air Blower Jam
6)You Know What I Mean
7)Come Dancing
8)Sophie
9)Play With Me
10)Led Boots
11)Head For Backstage Pass
12)Blue Wind


アルバムでは聞こえないベックのギターが聞こえるのでうれしい。

スタジオアウトテイクの1974+76ということですので、ブローバイブローからワイヤードの間のセッション、だから「ブローバイワイヤード」という分かりやすいタイトルのCD。ジャケットも2つを合わせて2で割ったようなつくりです。
全般的にそれほどいい音ではありませんが、マニアには興味深い内容です。
この時期、UPPとセッションをしたり、Wiredの頃にハミングバード(第二期JBGのバックメンバーのドラムが入れ替わったバンド)と録音したという話もあるのですが、この中には入っていないようです。ただ、バックはUPPかなと思わせるようなものもありますが、分かりません。

1.Nihilism Cry
未発表のバラード。UPPのセッションの延長線にあるような美しいバラードですが、結構どうってことない演奏がだらだらと続きます。途中からビートのきいた曲調に変わります。結果 的にはうまく行かなかったのでしょうか。

2.Get Never This
これも未発表。ワイヤードに入っていそうなヘビーな曲。ギターもオーバーダブしてハモっていますが、どうってことない演奏。ジェフベックらしい演奏ではありませんね。適当に流しジャムだったんでしょうか。しかし、サックスソロが入っているのは珍しい。ジェフベックのアルバムでサックスソロが入っているのはないはずです。

3.Reggae Nights
レゲ風のジャム。ミュートしたサイドギターは、ライブ版のShes a womanにつながっているのかも。しかし、これもどうってことない演奏です。

4.Cause We&ve Ended as Lovers
アルバム収録曲の別テイクです。最初にジェフベックの声で、何やら指示している声が聞こえます。ちょっとやってみるべえなという感じのセッションです。しかし、ここでのギターは、レスポールのミドルポジションような気がしますね。ドラムもブラシではなくスティック。しかし、途中でジェフベックが進行を間違えて止まってしまいます。これ、いろんなライブでもよく間違えているところなので、体質的にこの曲の構成は、ジェフベックに合わないのでしょうか??? 気を取り直して今度は結構気合いの入った演奏が始まります。しかし、ミストーンは多い。でも、こういった舞台裏が聞けるのも、ブートCDの楽しみといえます。

5.Blower Jam
タイトルからはAir Blowerのアウトテイクかと思いますが、全く別のジャムです。かなり白熱した演奏が続きます。ドラムがかなりハードなので、これはWiredのメンバーでのジャムかもしれません。分からないけど。エレピもマックスミドルトンのようでもあるし、ヤンハマーのようでもあるし。ただ、何かの展開があるわけでもなくほとんどワンコード的に延々と続きます。そして、終わります。何か話しています・・・・。

6.You Know What I mean
これはかなり興味深いテイク。アルバム収録のものよりかなりファンキーでハードな演奏です。ベースがチョッパーでバシバシ行ってます。Blow by blow発表後にビリープレストンとともにTV番組「ミッドナイトスペシャル」に出演した時のブートが出ているのですが、その時の演奏(Listening Roomで一部試聴可能)に近い感じです。

7.Come Dancing
これはアルバム収録バージョンのミックス違いです。アルバムでは聞こえないギターが聞こえます。特に左側のサイドがはっきり聴けるのがうれしい。しかし途中でフェイドアウト。

8.Sophie
このトラックは、このCDの目玉といってもいいもので、アルバムではカットしてあるエレピの長くて美しいイントロが聴けます。へえ〜あれって、途中からだったんだという感じです。収録時間(昔はLPだったから)の問題なのでしょうが、惜しい。リミックスで再発の場合は、ぜひ頭から入れて欲しい演奏です。アルバム収録バージョンのミックス違いと思いきや、途中のシンセのソロやギターソロがアルバムバージョンとは違っています。エレピも微妙に違うので、別 テイクなのでしょうか。オーバーダブ違いなのかな。ギターはこのテイクの方がギターソロっぽくていい感じです。

9.Play With Me
アルバム収録バージョンのミックス違いで、ベックの美しいサイドギターがよく聞こえます。 アルバム収録時ももっとベックのサイドも聞こえるようにして欲しい。

10.Led Boots
アルバム収録バージョンのミックス違いで、サイドギターがとてもよく聞こえます。特にサビのリフなど、ああ、こんな感じで弾いていたのかという発見があります。聞こえていなかったフレーズも聞こえます。

11.head For Backstage Pass
アルバム収録バージョンのミックス違いというか、ロングバージョン。ギターソロが消えずに長く聴けます。違ったコードの展開もあります。

12.Love Is Green
アルバム収録バージョンのミックス違いといいたいところですが、全く同じものですなこれは。いや、微妙にちがうかな・・・その程度。

13.Blue Wind
アルバム収録バージョンのミックス違い。ほとんど一緒ですが、微妙にバランスが違います。最後のところなんかはベックのギターがちょっとよく聞こえる感じ。